3月14日(金)、分子ロボティクス年次大会の翌日に、当該分野を改めて眺めなおしてみませんか。主に大学院生~若手研究者をメインターゲットに想定はしておりますが、本分野に関係する皆様の参加を歓迎いたします。
登録フォーム:
https://forms.gle/rswAnXf1uDuvG8hG9
ヤングオーガナイザーの議論の中で、私たちのサブグループが掲げている「人工細胞・分子ロボティクス」という標題について、実はその全体像を十分に掴めていないという意見があげられました。
色々な要素技術が発達してきて、期待感も高まってきているように感じる今、改めてこの分野がどのような変遷を経て出現してきたのか、種々の関連研究をこの標語のもとで改めて再訪してみたい、そのような考えから、シンポジウム「分子ロボティクスと人工細胞研究を巡る」を下記の要領で開催いたします。
「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ向かうのか?」
かつてポール・ゴーギャンが人工細胞研究について思索しキャンバスに刻んだのかもしれない問いに、本シンポジウムでは、黎明期から関連分野に携わり、その変遷を肌で知る5人の先生方をお招きし、先生方の研究や興味の変遷、その源流や現在に至るまでの過程をお話しいただく予定です。
- 日時: 2025年3月14日(金) 14時-18時
(「分子ロボティクス年次大会」の翌日です。ぜひご一緒にご参加ください)
- 会場: 東京科学大学 三島ホール+オンライン
- 言語:日本語(スライドは英語)(暫定)
- 形式: 招待講演(講演順未定;仮名順)+パネルディスカッション
- 木賀 大介 先生
- 瀧ノ上 正浩 先生
- 豊田 太郎 先生
- 野村 慎一郎 先生
- 松浦 友亮 先生
- 参加費: 無料
「なぜ人は人工細胞をつくるのか?」
ジョージ・マロリーは”Because it’s there.”と答えたといわれていますが、シンポジウムではもう少し詳細に掘り下げていけたらと思っています。
During discussions with the young organizers, someone pointed out that even though our subgroup champions the banner of “artificial cells and molecular robotics,” we still don’t fully grasp the complete picture.
With various technological components advancing and a growing sense of anticipation surrounding this field, we believe it’s time to re-explore the diverse range of related research that falls under this term and examine the historical transitions that led to the emergence of this domain.
We will hold the symposium “Traversing the World of Molecular Robotics and Artificial Cell Research” as outlined below.
“Where do we come from? What are we? Where are we going?”
Just as Paul Gauguin once contemplated artificial cell research and etched these questions onto his canvas, at this symposium, we will welcome six distinguished professors who have been involved in the relevant field since its early stage and have firsthand experience of its evolution. They will share their research, the changes in their interests, and the processes that led from the field’s origins to its current state.